中1の息子に教える株式投資の始め方

40代の兼業投資家です。2019年の秋に株式投資を始める予定の息子「くま」に、投資の心構え、決算書の読み方、ビジネスモデル等をやさしく教えます。

反省すべき投資・・2020年を振り返る④

1.医学生物学研究所 医学生物学研究所を購入を開始したのは3月30日だ。4月1日までの3日間で、3,770円~3,825円の値段で買った。 普段株を買うときはもう少し分散させながら買うことが多いのだけど、このときは集中して買った。コロナ関連銘柄として急騰し…

うまくいった投資・・2020年を振り返る③

年は明けたがもう少し2020年を振り返る。大発会までまだ時間があるのでまだ大丈夫。前回の予告通り個別株の投資結果について書きます。 まずはうまくいった投資について。 1.2020年はアズームの年だった 最初にアズームを買ったのは4月3日だ。1,602円で200…

コロナショック(後編)・・2020年を振り返る②

1.コロナショックの底の風景 コロナショックは、下がっていく時より復活してきた時の方が迷いが大きく、精神的に辛かった。 前回に引き続きその時の気分を twitterで振り返ってみる。 3月19日金曜日のツイート。お金は大きく減っているけどそれほど絶望…

コロナショック(前編)・・2020年を振り返る①

1.2020年は波乱万丈 あと3営業日で2020年が終わる。 2020年の相場を四字熟語で表すと「波乱万丈」だろう。 新型コロナ感染症のパンデミックが起こり、コロナショックが起きた。その後はバブルのように株価が上がっていった。今年の相場はリーマンショック…

PSOLを買ったわけ⑦・・企業価値と株価について

1.成長のためのボトルネック ちょっと前にTwitterでこんな事をつぶやいた。 具体的には一時期のニンテンドースイッチをイメージすればいい。 どこの店舗でも品切れ、Yahooオークションで定価よりずっと高値がつくような状態では、商品の供給イコール売上に…

PSOLを買ったわけ⑥・・RPAについて

1.RPAとは何か PRAとは「Robotic Process Automation(ロボテック・プロセス・オートメーション)」の略だ。つまりロボットにプロセスを自動的にやらせるシステムだ。 PSOLの分析記事の第一回目にも少し書いたので、覚えていない方はもう一度読んでみて下…

PSOLを買ったわけ⑤・・市場規模と成長性とゴールドラッシュのスコップ

1.ニッチな市場の規模 PSOLは、資産運用を行っている金融機関に導入された各種汎用システムを利用しやすいようにアレンジし最適化する、というビジネスを行っている。 実に面倒くさそうな仕事だが、類似案件を多くこなしてノウハウを蓄積しながらサービス…

PSOLを買ったわけ④・・IT業界の仕組み

1.下請け・孫請け・ひ孫受け トヨタやホンダのような自動車メーカーには、部品提供その他のためにたくさんの下請け企業が存在する。大手ゼネコンにも、たくさんの下請け孫請け企業が存在する。 これらはピラミッド構造を形成する。下に行けば行くほど企業…

PSOLを買ったわけ③・・MD制とは何か?

1.MD制とは何か PSOLは「MD制」という社内制度を展開している。 MDとは「Managing Director」の略だ。 顧客企業に導入された各種の汎用システムを、それぞれの企業が利用しやすいようにアレンジし最適化するのがPSOLのビジネスだ。 このビジネスを実行する…

パワーソリューションズを買ったわけ②

1.PSOLの面倒な仕事とニッチな顧客 顧客企業に導入された各種の汎用システムを、それぞれの企業が利用しやすいようにアレンジし最適化する。 それがパワーソリューションズ(以下PSOLと略す)のビジネスだ。 このビジネスはたぶん、とても面倒くさい。 私…

パワーソリューションズを買ったわけ①

久しぶりの分析記事 自分がなぜその企業の株を買ったのか? これは説明できるレベルになっておく必要がある。「なんとなく」で売買しても勝てる人もいると思うが、それは一部の天才のみ。私のような凡人がそんな真似をしても退場に近づくだけだ。 だから企業…

科学的な銘柄選択・・「科学的な適職」より

1.職業選択と銘柄選択 最近このブログには企業分析の記事ばかり書いていた。それはそれで良いんだけど、数社の株しか持っていない私では記事のネタがすぐに切れてしまう。そして持っていない企業の分析記事は書いていても面白くない。 という訳で需要があ…

アズームを買った理由⑦ 原価と販管費と利益

1.アズームの決算 7月30日にアズームの3Q決算が発表された。その内容はほぼ予想通りだった。 発表される当日は決算に対する期待からか、株価が5.0%も上がっていた。発表された翌日は-11.23%と下落した。 決算発表前にどのような期待があって買われたの…

アズームを買った理由⑥ 稼働率とIT

1.サブリース事業の稼働率 前回の記事ではサブリース事業の受託台数のみについて考察した。 しかし受託台数は「仕入れた商品の数量」に過ぎない。売る商品が確保できなければ売上が増える訳がないので、受託台数が最も重要なKPIであるのは間違いない。しか…

アズームを買った理由⑤ バリエーションについて

1.アズームの企業価値 アズームの2020年9月の予想売上は39億2,800万円。予想営業利益は1億9,000万円、予想純利益は1億1,700万円だ。 それに対し、2020年7月17日現在の株価は4,095円、時価総額は59.8億円だ。 ここから計算される予想PERは52.25倍となる。 P…

アズームを買った理由④ 駐車場業界について

1.駐車場業界の成長 駐車場業界は成長が著しい。そう言われてもピンとこない方も多いと思う。 日本の人口は減少に向かっているし、「若者の車離れ」といった言葉は随分前から聞こえてくる。実際自動車の保有台数はここ15年くらい増えていない。 http://www…

アズームを買った理由③ 駐車場の借り手を見つける

1.マッチングサービス事業 ビジネスを分析するときは「お金を払うのは誰か」という事を十分考えなくてはいけない。アズームのビジネスについては簡単だ。駐車場を借りるひとが月額でお金を払う。 借りる人がいなければアズームが借り上げた駐車場は賃料を…

アズームを買った理由② 駐車場の貸し手

1.駐車場を貸してくれる人は増えたか アズームのコアとなるビジネスは駐車場のサブリースだ。他にも事業はやっているけど、駐車場のサブリース事業が売上の85%を占めている。だからまずはこの駐車場サブリース事業について見ていく。 サブリース事業が成…

アズームを買った理由① 駐車場のサブリース

1.アズームを買った。もっと買いたかった。 アズームという企業はtwitterで知った。 大数アルファさん、という方がつぶやいていたので自分でも調べてみた。調べた結果、ものすごく有利な投資物件になるだろうという確信を持った。 アズーム株の購入はスム…

IPSとフィリピンのカントリーリスク②・・ドゥテルテ大統領

1.ドゥテルテ大統領の経歴が濃い フィリピンの事を知るためには、フィリピンの政治を執り行っている大統領について知る必要がある。 フィリピンのドゥテルテ大統領はものすごくキャラが立っている。タイの首相は知らなくてもフィリピンの大統領は知ってい…

明豊ファシリティワークスの決算説明会動画を見て

1.明豊ファシリティワークス決算発表 5月15日に明豊ファシリティワークスは決算を発表した。 売上高43.5億円(前年同期比-22.2%)、経常利益906百万円(前年同期比+16.2%)だった。この数字は、会社の予想よりもコンセンサス予想よりも良かった。 発表の…

IPS・・・フィリピンのカントリーリスクについて①

1.IPSの分析記事は書けない 私はコロナショック直前あたりから本格的にIPSを購入し始めた。本当はコロナショック直後に購入したかったが、それは欲張りすぎだろう。直前に買っただけでも十分に利益が乗っている。 そうなるとまた分析記事を書きたくなる。…

コロナショック後の銘柄⑥ システムディはHold

1.システムディの値動きがひどい話 システムディを初めて買ったのは2018年3月のことだ。 当時1株1,500円台で買った。その後1:2で株式分割しているので、現在の価格に直すと750円~800円の間で買った事になる。 それが下のチャートの矢印①だ。ここでポ…

コロナショック後の銘柄⑤ ウィザスは売った

1.ウィザスを買った理由 1年前にウィザスという企業についての記事を書いた。 詳しくは下に貼ったリンクをクリックしてほしいが、読むのが面倒な方もいると思うので箇条書きでまとめておく。 ・ウィザスは塾と通信制高校の2つの事業を営んでいる。 ・塾…

キーエンスと明豊ファシリティワークス

1.明豊ファシリティワークスの記事 昨日書いた明豊ファシリティワークスの記事、とてもアクセスが多かった。 明豊ファシリティワークス、株価はさえないけど人気があるんだろうか?あるいは、以前からお世話になっている有名な投資家さんがtwitterで記事を…

コロナショック後の銘柄④ 明豊ファシリティワークスはBuy

1.明豊ファシリティワークスを買った理由 明豊ファシリティワークスを買った理由も散々書いた。以前の記事を読まれていない方はまずこちらを読んでください。 全部で6回に渡って長々と書いている。 これらを全部読むのは大変なので、買った理由を理由を箇…

コロナショック後の銘柄③ マークラインズはHold

1.マークラインズはHold 気づけばマークラインズの決算が明日に迫っていた。 この会社については書くことがあまりない。Holdを続けています。 でも決算後に「思ったとおりになりました」と、後出しジャンケンになるのは嫌だ。という訳で、書くことは少ない…

コロナショック後の銘柄② 日本リビング保証はHold

1.日本リビング保証の株主がツラい話 日本リビング保証はかなり前から持っている。 なぜ買ったのか、どうして持ち続けているのか、会社の魅力は? そんな内容を延々と書き続けた記事があるのでぜひ読んでください。 しかし私にとって日本リビング保証を持…

コロナショック後に入れ替えた銘柄、そのままの銘柄① 吉野家HD

1.吉野家HDを買った理由 このブログでは書いたことがないが、私は吉野家HDの株主だ。 現在も優待券目的で株を保有している。コロナショック以前は400株ほど持っていた。買ったのはポケ丼のキャンペーンが始まったころだ。 普段、吉野家の店内にいる客はお…

前提条件が変わったらポジションは変わる

1.株価上昇のストーリー 私は株価が上昇することを期待して株を買う。 株価が上昇する理由は様々だが、なんらかの理由があって株価は上がる。業績が良くなったり、どこかの企業に買収されるという噂が流れたり、自社株買いのIRが発表されたり、チャートが…