株を買うことは会社を買うこと
昨日の記事では軽く触れたが、株を買うことの本質について触れておきたい。
株を買うこと、イコールその会社を買うことだ。
株を買って株主になる事は、つまり会社の部分的なオーナーになることだ。
だからこそ、株主は会社が稼いだお金(の一部)がもらえる。
会社が稼いだお金の一部を現金で受け取る制度を「配当(はいとう)」という。
その会社の製品など、モノを受け取る制度を「株主優待」という。
自分が(一部を)所有しているからこそ、会社が稼いだお金を受け取る権利がある。
会社の株を全部買い占めてしまえば、その会社は全て自分のものだ。
会社が稼いだお金を全部受け取ることも出来るし、自分を社長にして好きに経営することも可能だ。
例えば息子が大好きなゲームの会社、任天堂がある。
任天堂の株を全部買い占めることができれば、任天堂という会社は息子のものだ。
H30/11/12 の任天堂の時価総額は5,141,168百万円。
つまり5兆1411億6800万円。
残念だが息子の小遣いでは買えそうにもない。
株式投資をやっていると、いつの間にか株価だけを追い始めてしまう。
それはそれで1つの方法だが、長期投資をするには向かない。
株の価値とはその企業の価値そのものだ。
企業の価値が変わらないなら、株価が少しくらい下がっても気にする必要はない。
そう考えながら行う株式投資を、息子には教えたいと思う。