中1の息子に教える株式投資の始め方

40代の兼業投資家です。2019年の秋に株式投資を始める予定の息子「くま」に、投資の心構え、決算書の読み方、ビジネスモデル等をやさしく教えます。

村上世彰さんの「子どもの投資教育・実体験プロジェクト」のエントリー方法

 

カップ焼きそばを作る人のイラスト(失敗)

 

1.子どもの投資教育・実体験プロジェクト

村上ファンド元代表として有名な村上世彰さんが、「子どもの投資教育・実体験プロジェクト」という慈善事業を行っているという話を以前に書いた。

 

村上世彰さんが代表をつとめる「村上財団」が、中高生に一人あたり最大10万円の投資資金を提供してくれる。この10万円を元手として、中高生が株式投資を実体験することができる。

このプロジェクト、中高生には何のデメリットもない。儲かったらその分は自分のものに出来る。損をしても残った分を返せばチャラにしてくれる。事実上ノーリスクで投資を学べる上に、儲かった時のお金まで手に入る。こんないい話は滅多にないだろう。

 

この話を知った時、強い追い風が吹いているのを感じた。村上世彰さんと私は、投資教育について完全に志を一致させている。

子どもに世の中のしくみを知ってほしい。人生の選択を間違わず豊かに暮らしてほしい。そしてこの国を豊かにしてほしい。そのために株式投資について知ってほしい。

本気でそう思っている。

このブログも、私の子ども達に投資教育をするために書かれているのだから。

 

息子が株式投資を始めるのは、今年の11月からの予定だった。村上世彰さんのプロジェクトに乗ることで、それを前倒しに出来る。そうすれば経験も早く積むことが出来る。

また、子どもたちの投資の結果をブログに書けばネタも増える。

そのプロジェクトに参加している世間一般の中高生が、このブログを読んでくれるかもしれない。

これが追い風と呼べないのなら、世の中に追い風は存在しないだろう。

 

 

2.子どもの投資教育・実体験プロジェクトの流れ

このプロジェクトに参加するための流れはこうだ。

 

① 参加希望受付フォームから参加申し込みをする。

② 登録したメールアドレスにプロジェクト内容の詳細が書かれたメールが届く。

③ GMOクリック証券GMOあおぞらネット銀行に親が自分の口座を開く。

④ 親が開いた口座から「未成年口座」の申込みをする。

⑤ 中高生名義のGMOクリック証券GMOあおぞらネット銀行の口座ができる。

⑥ 参加申し込みフォームから本式の申込みを行なう。

⑦ 村上財団が審査を行なう。通れば、最初のお金(3万円)が振り込まれる。

⑧ 中高生が株式投資を行なう。

⑨ 3ヶ月後運用状況の中間報告Ⅰを行なう。その内容により2万円が追加される。

⑩ 6ヶ月後運用状況の中間報告Ⅱを行なう。その内容により5万円が追加される。

⑪ 1年後に最終報告を行なう。

⑫ 利益が発生した時は元本のみを返す。損失が発生した時は残金を返す。

 こんな感じだ。

 

詳細を順番に見ていこう。

 

① 参加希望受付フォームから参加申し込みをする。

↓ このリンクをクリックすると、プロジェクトのサイトに飛ぶ。

imakimi.jp -子どもの投資教育・実体験プロジェクト-(村上世彰のお金の教育・村上財団)

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この画面の中央、「参加を希望する」をクリックする。

 

そうすると「受付フォーム」が表れるので(↓)、そこに名前とメールアドレスを入力する。

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② しばらく経つと、登録したメールアドレスに村上財団からメールが届く。

そのメールにあるURLをクリックすると、こんなサイトに飛ぶ。

 

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③ 親の、GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券の口座を開く

「子どもの投資教育・実体験プロジェクト」のためにはGMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券の2つの口座が必要なことがわかる。

未成年がこの2つの口座をひらくためには、親の名義の口座が必要だ。だからまず親がGMOあおぞらネット銀行と、GMOクリック証券の口座をひらく。

この2つの口座を開いた後、その親が後見人となって、プロジェクト参加者である子どもの未成年口座をひらくことが出来る。

親の口座は、全てネット上で出来るので割と簡単だった。

 

④ 親の口座にログインして、未成年口座を申し込む

親が口座を開いてログインする。すると、画面の一番左側のカラムの下に「未成年口座(ジュニアNISA申込) 口座開設」というバナーがある(↓)。それをクリックして未成年口座を開く。

 

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⑤ 中高生名義のGMOクリック証券GMOあおぞらネット銀行の口座ができる。

未成年口座の開設はネットで完結しないのでちょっと面倒。でもこれがないと話が始まらないので頑張って開く。

 

⑥ 参加申し込みフォームから本式の申込みを行なう。

②のメールにあるURLをクリックして出てくるサイトから進んでいくと、参加申し込みフォームが表れる。そこで本式の申込みを行なう。ここで中高生名義の口座番号等の入力が必要になる。

 

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参加理由を書き込む欄もあるので、ちゃんと参加者である中高生本人が作文して申し込む。

 

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 ⑦ 村上財団が審査をし、通れば最初のお金(3万円)が振り込まれる。

 審査がおりたらお金が振り込まれる。はじめは3万円からスタートだ。

 

⑧ 中高生が株式投資を行なう。

 中高生が投資家デビューする事ができる。しかもノーリスクで。なんともありがたい話じゃないか。

 

 

 3.それなりに手続きは大変だ

GMOあおぞらネット銀行と、GMOクリック証券の2つの口座を開設する。その後で子供の分の口座を開設する。必要書類を集めて、入力して、それが反映されるのを待ってと、なかなか手続きは大変だった。しかも私は確定申告を終えたばかりの時期にやった。大嫌いな事務仕事が続いてちょっとうんざりしていた。

 

でも、子供のためのせっかくの機会なんだ。がんばって手続きをやった。

この話、続きます。

 

 

 

 ↓ なぜ村上世彰さんが「子どもの投資教育・実体験プロジェクト」を始めたのか?

この本を読めば、その動機がわかります。

 村上ファンド事件の報道に接した方なら、村上世彰さんに対するイメージが激変する事を保証します。