新型コロナウイルスのお陰で私のポートフォリオはひどい状態です。でもそんなことは関係なく、今回も日本リビング保証の事を書きます。
テレビ東京のように我が道を進みます。
1.競合他社について(その②)
前回の記事で競合各社の話を書いた。今回はまずその続き、日本リビング保証の検査補修サービスと競合する2つの企業について書く。
検査補修サービスの詳細についてはこちらの記事を読んでください。
6083 ERIホールディングス
ERIホールディングスは、建造物の検査を専門に行っている企業だ。
戸建住宅から大きなビルまで、不動産の売買や投資には品質の保証がされているとある程度安心できる。ERIホールディングスはそのための検査を専門に行っている企業だ。しかし検査だけで、保証や修理は行っていない。日本リビング保証とは検査補修サービスとの競合があるのだけど、検査補修サービスの売上は年間2億8,000万円程度。おうちのトータルメンテナンス事業全体の売上が12億円なので、割合は大きくない。
ERIホールディングスとの競合はそれほど心配しなくてもよいだろう。
未上場 ジャパンホームシールド
ジャパンホームシールドは、5938 LIXILグループのグループ企業のひとつだ。LIXILグループは住宅に関わる5つの事業領域をもつが、その中のひとつに「住宅・サービス事業」がある。この事業領域の中に更に5つの子会社があり、その中のひとつがジャパンホームシールドだ。LIXILグループの大きさから比べるとジャパンホームシールドは小さな企業に感じる。しかし2016年3月現在の社員数は289名。日本リビング保証の社員数81名(派遣社員7名込み)と比べるとずいぶん大きな会社だ。
もともとはマイホームの地盤調査を専門に行っていた会社だが、2012年より中古建物の検査と保証業務を開始している。会社のサイトを見ると、建物の検査については書かれているが保証についてはそれほど書かれていない。
そもそも日本リビング保証における検査補修サービス事業の比重は大きくない。上記の2社との競合の影響は、会社の将来価値にはそれほど大きくないだろう。
2.やる気がでない話
競合については以上です。
でも「住宅設備保証」でGoogle検索すると他にも色々な会社が出てきます。
しかし検索順位1位のSOMPOワランティ以外は、現在のところ競合になりえないと考えています。自社で建てた住宅の設備延長保証を自前でやっていたり、BtoBではなくBtoCであったり、だからです。
競合以外の話についてもう少し書こうと思っていましたが、切り目がいいので止めます。というかやる気が出ないのです。最近の株価が冴えないからです。
私はテレビ東京にはなれなかった。