中1の息子に教える株式投資の始め方

40代の兼業投資家です。2019年の秋に株式投資を始める予定の息子「くま」に、投資の心構え、決算書の読み方、ビジネスモデル等をやさしく教えます。

明豊ファシリティワークス 2020年度2Q発表後

パックの飲物を飲んでいる女の子のイラスト

1.明豊ファシリティワークス決算前のブログアクセス数

このブログを読んでくれる人は少ない。でも良いんだ、趣味で書いているだけだから。

 

そんな「すっぱいブドウ」を地で行くような文章を何度も書いている。

しかし、明豊ファシリティワークスの分析を書いたときから急にアクセス数が増えた。そうなると「すっぱいブドウ」だと見切ったブドウを再び取りに行きたくなる。もっとアクセスが欲しくなる。

 

決算が出てすぐに記事を書けばアクセス数が伸びるだろう。

そう思いながら一週間以上経ってしまった。

 

正直言うとあんまり書くことがない。

「予想通りの2Q決算でした」

 

でもちょっとだけ思ったことを書きます。

twitterやYahoo掲示板で挙げられていた事も踏まえながら。

 

 

2.論点① 通期の上方修正がなかった

明豊ファシリティワークスの決算発表後、株価は2日間で11.8%ほど下がった。

 

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株価下落の理由の1つには、通期の上方修正がなかったことだと予想する。

 

御存知の通り明豊ファシリティワークスは7月30日に上方修正を出した。

その内容は前回の記事にも書いたが、

2Qで売上が20.5億円(+7.9%)、経常利益が4.00億円(+60.6%)と上方修正。

通期は売上が42.8億円、経常利益が7.9億円と修正せず据え置きだった。

 

上方修正から2ヶ月半経過したので、今度は通期も上方修正するんじゃないかとの期待があったのだろう。正直、私もそれを期待していた。

 でも期待した通りの上方修正はなかった。残念。

 

でも、そのうち通期も上方修正するんじゃないですか?

以前の記事に書いたようにビジネスモデルが機能すれば、会社は必ず成長する。そして現在の株価が過度に期待されたものでもないし。

会社の成長性に株価が追いつくまでゆっくり待つ予定です。

 

 

3.論点② 前回の上方修正より2Qの数字が悪かった

7月30日の上方修正では、

2Qで売上が20.5億円、経常利益が4.00億円だった。

 

実際の数字は、

2Qで売上が20.9億円、経常利益が3.92億円だった。

 

経常利益の数字が2%悪かった!

そんな意見もあった。

 

 それでは進捗率のグラフを見てみよう。まずは7月30日の上方修正時に出された数字をもとに作ったグラフだ。

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そしてこっちが今回出された2%悪い数字で作ったグラフ。

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違いがわかりますか?

 

私にはわかりません。2%は誤差の範囲内だと思います。

少なくとも長期目線では誤差です。

 

 

4.論点③ 社員数が減っている

3ヶ月前、1Q発表時点での明豊ファシリティワークスの社員数は251人だった。

今回の2Q発表時点での社員数が246人だった。

5人減っている。

 

明豊ファシリティワークスのビジネスは人材がとても重要だ。

優秀な社員が増えてこそ、会社が成長する。

そのことはブログの記事でもしっかりと書いた。

 

 今回の発表で社員が5人減っている。

 

しかし、今回発表の社員数は「契約社員派遣社員を含む」ものだ。

 

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バリバリのエース級社員が5人減っていれば惨事だが、派遣社員が減っただけならそれほど大きな影響はないだろう。

本当のところはわからない。4Q後に出される有価証券報告書には正社員と派遣社員を分けた数字が発表されるので確認したい。

 

 

5.おわり

あんまり書くことがない、と言いながら結構書いてしまった。

他に何か論点があれば是非コメント欄へ。

 

あるいはTwitterで。フォローすると喜びます。

 

それより明日は機関投資家向けの決算説明会があります。

動画がアップされるのは明後日以降かもしれませんが、きちんとチェックしていきたいです。