中1の息子に教える株式投資の始め方

40代の兼業投資家です。2019年の秋に株式投資を始める予定の息子「くま」に、投資の心構え、決算書の読み方、ビジネスモデル等をやさしく教えます。

株式投資をやってはいけない人

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このブログは読者に株式投資を勧めている。

しかし、絶対に株式投資をしてはいけない人がいる。自分の人生を誰かの責任にしたい人だ。そのような人に、株式投資は全く向かない。

 

株式投資は完全に自己責任の世界だ。

 

投資ブログを眺めていると、

「必ずご自身で確認した後、自己責任にてご利用ください。当然ですが、損害を被ったとしてもなんら保証されるものではありません」

などの注意書が書かれているものも多い。

おそらく、

「ブログで勧められた通りに株を買ったら損をした。どうしてくれる!」

というようなクレームがあるのだろう。

 

そのようなクレームをつけること自体が自分の下手さを証明している。株に限らず、投資に全く向いていない。

注意書を書いたブログ主も「なんでこんなに当然な事をわざわざ書かなければいけないのだろう」と思っているに違いない。

 

 

株を買って損をした場合、100%自分の責任になる。

人から勧められてその株を買ったとしても、最終的に買うという判断をしたのは自分だ。証券マンに秘密の情報を教えてもらって、カリスマ投資家のブログで推奨されていて、マネー雑誌で見て。きっかけはいろいろあるだろうけど、判断したのは自分だ。

だからこそ、うまく行ったときは自分のお金が増える。

 

株式投資を続けていると、増資、売出しなど、株価を下げるイベントが時々起こる。これらのイベントはなかなか予測がつかない。突然発表されて、株価が急落する。さすがに経営陣に文句のひとつも言いたくなる。しかし、それでも損失は保証はされない。

粉飾決算など、会社側が違法行為を行っている事すらある。本当は赤字なのに、スゴく儲かっているなどと、嘘の決算書を作っている場合だ。こんなときは大いに株価が下がる。それでも保証はされない。

 

飼い犬が誰かに噛み付いた時、責任は飼主が取らなくてはいけない。それと同じように、会社が何かをやらかした時、責任は株主が取らなくてはいけない。そういう理屈だ。

会社が何かをやらかせば、株価下落という形で株主は即座に責任を取らされる。

 

 

株式投資は自己責任だ。どんな理由があっても、損失を誰かのせいには出来ない。だからこそ、うまく行ったときの利益は自分のものになる。

 

どのような事であれ、失敗や不都合を自分の責任にしたくない人は投資に向かない。

 

自分の人生がパッとしない理由を、親が悪い、社会が悪い、学校が悪い、日本という国が悪い、努めている会社が悪い、時代が悪い、イケメンに生まれなかったのが悪い、理解してくれない周囲が悪い、、、、などと考える人には向かない。

自分の人生がパッとしないのは、自分の責任だ。

20歳を超えたら、自分の人生は自分で責任を取らねばならない。

 

 

逆に言うと、自己責任という覚悟を鍛えるには、株式投資はとても役に立つ。

メンタルすごく鍛えられるよ\(^o^)/

 


カプロスクス のイラスト